3回目の堺看護専門学校生徒さんによる「在宅看護実習 地域活動」が、北花田町1・2丁自治会館で実施されました。会場に椅子が並び、ヨガマットが敷かれ準備が整って、先ずは町会長さんへの挨拶。
町会長と記録写真
1・2丁では、前町会長さんが、コロナ禍の前から高齢者の方に向けて、認知症予防と体力向上の取り組みとして〝きたむら体操〟と、銘打って始められていました。校区が、オンライン配信による〝健康体操〟を毎週水曜日に定期開催するようになって、今では3つの町がそれぞれの会館からオンライン配信に入って、一緒にするようになっています。
音響コントロール室
1・2丁の会館は広く、立派な音響コントロール室が備えられています。そのコントロール室で、町会からネット接続の協力をいただいて、いつものようにオンライン配信も整い準備完了。
開始まで少し時間があるので、一二三会(ひふみかい)の世話役から、この活動のはじめるきっかけなど説明を受ける。すると「何人ぐらい参加するんですか? オンラインの参加もあるんですね? 活動を立ち上げるのにエネルギーがいると思うのですが、どういうところから? 来られる方の動機やきっかけは? 参加したことで成果というか変化はありますか?」と、矢継ぎ早な質問。はやくも課題授業のレポート攻勢に、1・2丁世話役から「体操の後に参加者も残りますので、そこで話ができます」と、落ち着いた対応。
血圧計測
参加者が集まりはじめ、来られた方から血圧を測っていただきました。
北花田3・4丁、船堂東とオンライン参加もつながり、いつものメンバーが揃って『健康体操』が始まりました。
健康体操
体操を終え、車座になって課題授業。
福祉委員長から「コロナ禍でもオンラインやホームページの活用など、工夫して続けてきたこの取り組みを通して、認知症予防と体力の向上におおいに利用して欲しい」と説明を受け、いよいよ先ほどの質問。
質問コーナー(車座会議)
来るきっかけは「友達から誘われた」。ここへは「膝が痛いので体操はほどほどに、おしゃべりで口の体操はしっかりやってます」。4月から参加の方から「私も膝が痛かったのですが、先日、忘れ物を取りに地下鉄の階段を苦なく、上り下りできた。走ることもできる」とのエピソードに、一同から拍手がわき起こった。
福祉委員長と参加者で記録写真
実習授業を終え、生徒さんの今後のご活躍を祈念して記念撮影。
帰り際に「みなさんイキイキされてる」という、堺看護専門学校の生徒さんの言葉が印象に残りました。
参加者から採れたてのイキイキ野菜もお土産にいただきました。