12月20日(金)、小学校の南東に隣接する大精協看護専門学校の主催する“防災訓練”が、専門学校の校舎内、校区地域会館、船堂公園の3会場で行われた。
同専門学校からいただいた案内のチラシには、
『~看護学生と一緒に考えよう!守ろう・救おう・大切な命~ をテーマに、
今年、1月1日に能登で震災がありました。多くの命が失われ、未だ多くの人が避難所で生活しています。私たちは、看護学生として命を守れるように地域の方々と連携をとり、今後起こりうる震災に備え、防災について災害体験訓練を実施します。ぜひ、ご協力・ご参加お願いいたします。』
とあります。
自治連合会では、先月小学校に於いて “防災フェスティバル” が執り行われ、同専門学校の看護学生・職員の方々も同フェスティバルスタッフとして協力いただいたことから、今回の “防災訓練” に対し自治連合会として、チラシを各町会回覧・掲示での周知、起震車体験会場を地域会館駐車場、骨密度・血圧測定を同会館内集会室を提供、そして “防災訓練” 参加協力することにつながった。
まさに、地域も住民も参加する “地域と連携した取り組み” が形となる大きな第一歩となった。
■『・・・』看護学生の言葉。「・・・」レポーターの感想と言葉。
「地域会館。」
①骨密度測定『Ⓐですよ!すごい滅多に居ないです』「うれしーぃ」。血圧測定『128―87』。「う―ン。いつもより下が高いかなぁ。看護学生だからかな~ぁ」。
②起震車体験「座る。床から飛びあがった。隣の看護学生の方と手を組まな大変だぁ」。
「会場を大精協看護専門学校校舎へ移動。いよいよ校舎の中。はじめて入ったが、意外に広い」。
1階。玄関を入ると受付。起震車登録者名を指すと『非常食券はありますか?』と聞かれ「ある」と答えると、各会場まで案内してくれる。
③防災グッズ「カバンに入っている品が、教室内ほぼいっぱいに並べてある「実際に触れるぅ。たくさん入ってるもんやなぁ。33点のリストを貰う」。
2階へ。
④災害用ドライカレー・豚汁の試食「旨かったぁ。ガスコンロ赤い炎(酸素不足?プロパン用?)災害時にはこんなこともあるよなぁ」。
⑤トリアージ掲示「防災フェスティバルでは、取り上げなかったなぁ。さすが看護専門学校」。照明のない中で、段ボールを使って仮設トイレを作る避難体験「電気・ガス・水道の使えない状態は、想像できないなぁ」。
再び1階へ降りる。
『こちらにも体験コーナーありますよ』
⑥ハンドマッサージ「専門学校で教えられるの」と尋ねると『避難先で疲弊した心を癒すのにと自分たちで考えた』。「それにしても看護学生が多いね」と重ねて尋ねると『普段はバラバラで、こういう取り組みでしか一堂に会さないので、自分たちもこんなにいてるんやと驚いてます』。
全生徒数260名。起震車体験乗車に事前申し込みで地域から26名。その他の会場にも地域からの参加がありました。
「普段横を通っていても入ってみないと分からないものやなぁ・・・」。「それにしても看護生のみなさんの笑顔が清々しい。寒い師走の空をちょっとホットな気持ちにしてくれた」
これからもっと “連携” を深めていきましょう。
以上、校区役員の参加体験順レポートでした。